| ライブ以外で今回の目的のひとつは島原湾からの昇る朝日の撮影だった。 朝からやはり曇っていた。期待するのが間違いだったのか。 対岸は熊本方面。夕方にはフェリーで渡り、船上で運良くば、 夕陽を撮りたい。 |
| そんな窓の外を眺めてしきりとシャッターを切ってる姿を、撮られていた。 全然気づかず、これ以外にも恥ずかしい写真が数枚ある。 無防備な姿にも気をつけなければ(^_^;) 自分の姿を他人目線で見るって、ハッとさせられますね。 孝子さんはすごい(^_^)v |
| 昨晩の残骸。普段は全く呑まないのに、 よくこれだけのツマミで呑んだものだと。 いやいや少しばかりのアルコールと、 『タカコ』という甘く芳醇な香りと、 先ほどまでのライブの余韻で、すっかり酔いしれていた。 酒などいらないのかも(^_^)v |
| 『海の見える食堂』での朝食。 朝風呂はやや温めだったが、芯まで暖まった。 海に向かっての全面ガラス張りで、晴れていたら最高のロケーションです。 残念ながら曇天でしたが、 何も考えずぼーとしているのにはこれの方が良いかも。 |
| ご飯の朝食なんて久々です。 バイキング形式の場合、たいていはパン食を選択している。 朝からご飯はありがたい。 自宅でもご飯にしたいけれど、手間がかかるものね。 旅先って水も空気も美味しくて、ご飯も本当に美味しいですね。 |
| 眺望は最高、ただし晴れていたら対岸の熊本方面が見渡せるはず。 来月には左手の雲仙の山々も赤く紅葉し、 目の保養にもなるのでしょうね。 今は雨上がり、山々にうっすらガスがかかっています。 夕陽も望み薄ですね。それでも島原観光には充分です(^_^)v |
| 取りあえず、お決まりの玄関で一枚、二枚。 そうこうしていたらご主人が出てこられて、 記念写真を撮って頂きました。 落ち着いたらお礼の手紙を書かなくては、、ね。 色んな意味でお世話になった宿です。 もう一度来たい宿の一つになりました。 |
| レンタカーで南島原の宿を出発。 南島原も良いけれど、島原の観光をしようと30分ほど走らせました。 歴史ある町並みと、清水の湧水と美味しいもの散策です。 事前に調べてきたものの、 カーナビが全くその性能を果たさず現在位置不明状態。 スマホの世話になり、まずは『寒ざらし』なるものを食することに。 細い路地のような道を指示通りに進み、 手製の看板を見落とすほどわかりにくい。 数台の車が停まっていたので、なんとかわかるほどです。 人一人歩ける路地を心細くなりつつも進むと、 そこには映画の一場面かと思しき風景が、広がっていた。 |
| 『浜の川湧水』です。 地元の方の洗い場として利用され、 食料品、食器などと4つの区画に分けられており、 洗物順番が決められています。 住宅街に生活に根付いた湧水場があるのも、 湧き水が豊富な島原だからですね。 おばちゃん達のまさに『井戸端会議』が花盛りでした(^_^)v |
| その一角にある説明看板です。 この洗い場に汲み上げている井戸がこのうしろにありました。 危険防止上厳重に柵がしてありました。 井戸っていいですね。冬は暖かいし、夏は冷たい。 |
| その井戸のほとりに佇む建物が最初の目的地『銀水』です。 『寒ざらし』の元祖のおばあちゃんが亡くなり、 最近有志が復活させたという。 雰囲気のあるその建物に入る。 『甘いもの』とのイメージあり。 |
| 白玉粉で作った小さな団子で、 蜂蜜ベースのあっさりとした甘みで、 冷たい湧き水で冷やされる。 画像無し。普段食べないあまりの甘さに、忘れちゃった。 その店内から、先ほどの井戸を眺める。 ゆっくりと時間が過ぎる。 こんな空間が今の時代に存在していたのですね。 |
| 店内風景。 我々ともう一組の家族でいっぱいになりそうなたたずまいです。 田舎へ帰ってきたと錯覚するような。 あえて観光地風にしていないが良いですね。 井戸も含めたこの空間が、 いつまでもこのままで有ることを祈りつつ、あとにした。 |
| 『観光地』は高いし、たぶん満席だろうと、 先ほどの店の方から情報を貰った『平野鮮魚』というお店。 漁師さんが営業してるようで、昼食のみ。 開店前に行ったので誰も居なかったのですが、 そのうち行列が出来るほどの繁盛ぶり。 常連さんや我々のように口コミで来た人も居るのが、 会話を聞いていてわかりました。 新鮮で安くて量がある。一番のメリットです。 |
| 以前は自分の足と口と耳で情報を得ていましたが、 今やスマホの時代のようですね。 店内には生け簀もあり、高そ~の印象です。 駐車場10台もすぐに満車、路駐もかなりの台数で、 店内は順番待ちの札が配られるほどでした。 |
| 全て手作りですね。値段もそんなに高くなさそう。 これで新鮮で量があれば満足満足。 富山では失敗したので、今回はどうなんでしょうかね。 またこれでお酒が呑めれば最高なんですが、 これからまだまだドライブだからね。 |
| 2番の札で誘導されたのは、 島原湾の入り江の島が見渡せる素敵なロケーションでした。 水辺のテラスでしょうか。 土間を挟んで反対が厨房のようです。 久々に食べるぞ~ |
| ガラスの前には本当のテラス席がありました。 でもこの日は利用していないのか、誘導されませんでした。 島原湾の入り江のような一角のこんなお店で、 食事できるとは思いませんでした。 事前の下調べリストにはあったものの、 やはり地元の方の情報って確かで有り難いですね。 |
| まずは刺身定食から注文しました。 テーブルに出てくるまで20分ほどかかりました。 でも美味しくて、胃袋のどこへ入ったのか(^^)/~~~ |
| そのアップ、鯛のようだったけど(^^)/~~~ |
| そして追加の一品料理。地魚の唐揚げですね。 結構な量でやや食べ過ぎ気味でした(^_^;) あとでわかったことだけど、海鮮丼が一番のお勧めだったようです。 |
| オコゼの唐揚げ |
| ガンバ(フグ)の唐揚げ |
| ガンバの煮付け |
| 満腹で本当は眠たいはずなのに、 役に立たないカーナビで、眠たいのか、そうでないのか。 やっと『観光客』になりました。 近場の公共駐車場に車を停め、散策としゃれ込みます。 島原城、思ってたより威厳があり、 石垣を備えたその様にしばし見とれていました。 |
| 何度も訊きながら武家屋敷入り口へ。 そこまで行かなくても、 途中の町並みは石垣に囲まれた独特の佇まいです。 武家屋敷の細い道の真ん中は湧き水の水路になっていました。 |
| またまたお決まりの記念撮影。 |
| 石垣の積み方にも3通りの方法があるようです。 その石は普賢岳のものを利用したようです。 町の至る所に石垣の民家が点在していて、川の側壁もこうした石垣です。 |
| 知らぬ間に撮られていた一枚。 絵になるのか、滑稽な姿なのか(^_^)v |
| 無料で観覧できる旧宅にお邪魔したり、 そこで湧き出ている清水を頂いたり。 時間はゆっくりと過ぎていきます。 |
| その後『鯉の泳ぐ町並み』に30分ほどかけて移動。 下調べが不十分で期待していた『風景』もなく、島原駅へ。 駅舎を額に見立てて、島原城を一枚。 これなら絵になりますね(^_^)v って本人が思ってるだけかな(^_^;) |
| 島原駅にて『島鉄グッズ』を買い、レンタカーを返却。 フェリー乗り場へ送って頂き、熊本港行きに乗る。 当初予定していたより1便早いが、 結果奇跡の瞬間に出逢う事になりました。 船上ではまさかそんな事が、 数十分後に起こり得るとは微塵も思っていなかった。 ただ普賢岳にサヨナラ、南島原での数々の出来事に思いを寄せていた。 |
| 熊本港に着くやいなや、 撮影地を求めて、右往左往してました(^_^;) でも何とかベストポジションを確保し、その瞬間を待ちました。 普賢岳に沈む夕陽、その姿を隠そうとしたその瞬間の一枚です。 雨の予報に、こうした瞬間に立ち会えるとは本当にラッキーです。 そして、奇跡はその後起こったのでした。 |
| 陽が普賢岳に沈み、視界のやや左の絹層雲の波が、 時とともに赤みを増してきました。 さざ波の海面にもその姿を映し、全てを真っ赤に染めていました。 その奇跡の数分、出来うる限りシャッターを切っていました。 それでもこの素晴らしい瞬間は、到底写真では表現出来ないですね。 DVDとライブの違いのように、ライブには臨場感があります。 『NO RAIN,NO RAINBOW 』をライブで初めて聴いた時のように、 感動でカメラが小刻みに揺れていました。 幾重にも連なった深紅の雲の波は、まるでオーロラのようです。 その数分後には何事も無く薄墨色になっていました。 この南島原にお誘い頂いた孝子さん、 そして熊本港行きを早めるよう助言してくれたsa-chanに感謝申し上げます。 どんなに狙ってもこんな写真は二度と撮れないと思います。 |
| その後バスに揺られ、熊本市内へ。 駅構内でチケットを購入、駅ビルで今回最後の食事です。 時間があればもっと孝子さんの事や、島原の事など話したかった。 また地酒も、、と思ったものの自宅までのドライブが待っているのでパス。 |
| お勧めの定食と |
| 地酒の代りの馬刺しを頂きました。 |
| 後ろ髪を引かれる思いで、sa-chanと別れました。 ライブチケット発売から、この瞬間まで色々とあった南島原の旅も、 もう数時間で終わります。 熊本~博多、博多~姫路間と新幹線を乗り継ぎ現実の世界へ。 |
| 『さくら』車内で見つけた『大人び』の案内。 孝子さんだったらもっと良いのに、ね(^^)/~~~ |
| 時間もないのに、取りあえず見送りの記念に一枚。 |
| 20:51博多発ひかり444号にてラストラン。 姫路着23:01着。 |
| 13号車という何ともいやな偶然。 車両の詳しい説明はあの方にお任せして、 今回の南島原の旅は想い出たっぷりでした。 |
| 孝子さんを追っての南島原の旅。 孝子さんの出待ちも含め雨の中という、自称『台風女』孝子さんには相応しいライブ当日。 二日目には期待していた島原湾の夕景。 また天気という不確定なものに、最高のシーンに立ち会えた事に、 改めて何かの神懸かったものを感じました。 全てが『あの日』から始まったのかも知れません。 |
| そもそもこのチケットが今回の旅の始まり。 |
| 島原市の銀水さんのページ http://www.city.shimabara.lg.jp/page3470.html |
| 某サイトから拝借。 全面ガラス張りで島原湾に浸かってるような錯覚に陥ります。 湯はやや温めでヌルヌルしています。 お肌に良いようですね(^^)/~~~ 原城温泉 真砂 さんのページ http://www.harajoumasago.jp/stay/ |