岡村孝子 2012/07/20 "T's GARDEN"~八幡市公演 おまけ 京都駅前のビジネスホテルに宿泊。 ここのチェーン店に名古屋で宿泊していて、 雰囲気や対応が良かったので今回もここした。 また朝食付きでとてもお得なのと、 移動の手段である高速バス停がすぐ近所である。 チェックアウト手続きも前夜済ませており、バス出発までの時間がゆっくりと過ぎる。 数時間後の四日市到着後はこんなゆっくりしていられない。 昨夜の余韻に浸りながら、それでも時計と睨めっこしながら、、、。 コーンスープ付き焼き立てバン定食付きで5000円とは、 ホント朝から得した気分(^v^) 久々の満腹(^v^) またロビーの女性の笑顔にも、朝から癒しと元気をもらいました(^v^) もしもの事を考え、ゆっくりした時間に区切りをつけその場を後にした。 R&Bホテル京都駅八条口 外に出ると、昨日の雨はどこへやら。 朝から『天晴れな青空』である。 こんな天気だと、熱中症にならないだろうか((+_+)) かといって、雨の中の『行軍』もうんざりである。 あれこれ考えながらも、バス停へ急いだ。 ここ京都駅から近鉄四日市までこの京阪バスで2時間弱。 寝ていても良いし、四日市到着後の計画も立てても良い。 四日市発18時大阪行き近鉄バスまでの自由時間7時間。 その行程を考えようか。 ぼんやりと予定らしきものは有っても、今回も何も決まっていない。 いつものごとくブッツケ本番である。 車内は10名あまりで4列座席にひとりという具合。 当初は近鉄電車で移動のつもりだったが、まりもさんの助言で変更。 感謝(^v^) 京阪バス 京都発四日市行き 京阪バス 四日市到着 駅構内で菓子パンと冷たいモノを買い込み、ホームへ。 タイミング良く名古屋方面の電車が入ってきた。 車掌に下車予定駅 富田停車するか確認。 ここから近鉄の旅が始まる。 三岐線と北勢線に乗車、再び四日市に戻り、 八王子線、内部線、 湯の山線へと乗り継ぎ、18時のバスに乗れれば良いのだけれど(^v^) 心配なのはどの鉄道も30分に一本程度の運行である。 近鉄富田で出発まで30分の時間待ち。 同じホームの向えに、『三岐線』の電車が入っていた。 前回はここから名古屋へ行き、夜行バスに乗ったのだった。 あの時は必至だった。 でも電車が来るまではどうしょうもないのに、心だけが苛立っていた。 まあ結果的にはギリギリ間に合ったのだった。 そんな事を思い出しながら、電車に乗り込んだ。 この電車の詳しい事は、まりもさんにコメント入れてもらうとして、 すらりと次の音源へ。 三岐鉄道 三岐線 三岐鉄道 路線図 富田~大矢知(三岐鉄道三岐線) この電車の事知った当時は『観光路線』なのかと。 ここも地方鉄道独特の地元の通勤通学路線である。 その上線路や電車の整備が行き届かないのか、相当の騒音と揺れ。 たまに乗る者にとっては、驚きと感傷でもいいのだろうが、 毎日では疲れるね(^v^) いよいよ目的地のひとつ『北勢中央公園駅』で下車。 歩いてその後『北勢線 東員駅』へ移動。 途中の立ち寄り2箇所。 どこにでもある地方駅ではあるが、この沿線では大きなほう。 ホームから遠く町並みが見え、反対側には地元スーパーがある。 駅舎とこの建物以外は民家ばかり。 旧名『大長』というほうが周りの雰囲気を表わしている。 数週間前から勤務の女性職員に色々と質問。 でも地元の事はわからないという。 残念((+_+)) 外はもうカンカン照り。 バスの発車まであれこれと世間話。 乗るはずのバスは1時間に一本。 わずかな時間差で出てしまっていた。 ここから『目的地』まで歩くのは嫌だけれど時間もあまりない。 でも前回の失敗と、この暑きを考えて、小一時間待つことにした。 しばらく待って来たバスはオレンジ色でない『オレンジバス』。 車外で待ってても暑いので車内へ入ろうとすると、 『まだだよ』と叱るように言われた。 エッ、と思ったが聞こえないふりして乗り込んだ。 原因はすぐわかった。 昼食中だったのである。 でも別に食事の時間に運転してよなんて言うつもりもない。 『オレンジ色のバス』でないというだけで損した気持ちなのに、この対応にちょっとがっかりした。 その後何を聴いても無愛想だった。 『目的地』近くで下車。 先ずは『七代目 松本幸四郎の墓』に参る。(向かって右) ここは前回地元の人に教えられたものの、場所がわからなかった。 今回も何人もの村人にお世話になり、たどり着いた。 昼間誰もいない路地を歩き、 テレビやラジオの音がしている家にお邪魔する。 歌舞伎には全く縁も興味もないが、ここを訪れた何かの縁。 孝子さんの『一期一会』を大切にしての思いで、手を合わせる。 以前も訪ねた地。 何となく懐かしい思いのする地。 なんだろう、と考えてもわからない。 でも『ここ』にいると心落ち着く。 前世でここで生まれ育ったのだろうか。 いやいや日本の田舎の原風景なんだろう。 鳥の声と川のせせらぎ、路地裏と縁側。 時折聞こえる遠くを通り過ぎる車の音。 地元紙によると小川に、ホタルが飛び交うとか。 途中墓参りと、前回お世話になったお宅へ再訪。 そこからしばらく『山』を降り切ったところの集落。 員弁川支流の『掘割り』は○○寺(○ん○○○○じ)と、 神社に挟まれており、その掘割りには鯉が放流されていた。 しばらくその掘割れの流れを見つめていた。 風のそよぐ音しかしない。 子供の遊ぶ声も、井戸端会議の声もない。 静寂だけが過ぎていく。 相変わらず暑い。 一軒の雑貨屋さんへ飛び込み、話し込む。 時間はあまりないが、『とある場所』行ったら、、、と。 そこへ移動、またそこで『話し込む』。 気づいたら一時間くらいすぐに経った。 この地をそろそろ出ないといけない。 すでに4時を過ぎていた。 先ほど調べたバス停へ急ぐと、なんと東員駅行きも公園行も、すでに出てしまっていた。 雑貨屋さんへ飛び込み、歩いてどちらの駅が近いか確認。 直線距離で三岐線の公園駅のほうが近いし、近鉄に直結。 またその後の四日市にも近い。 いつものことだが時間配分が悪い。 結局今回は『北勢線』を見送らなければならない。 バス道を外れ、駅への登り道をひたすら急いだ。 梅雨明けかと思えるカンカン照りの中、脱水寸前に、 発車5分前にたどり着いた。 まあ、これに乗り遅れたら、もう一つの目的の電車八王子線等を諦めたら済むことなんですが。 『前回の宿題』の完結と、『今回の予習』の天秤にかけただけのことです。 近鉄富田で乗り換え、近鉄四日市へ。 駅員にホームを確認。 先ほどから痛む足にはちょっと辛い移動距離。 諦めようかとも思ったものの、もう電車に乗るだけの事。 時間の都合で今回は『八王子線』のみの乗車。 終点の『西日野』の折り返しで、ギリギリ18時のバスに間に合う。 途中の『日永』で内部線の電車に巡り合えるかも。 ここでふたつの路線が分岐しているようです。 車内は地元の人ばかり。 夕方だというのに、まばら。 車両によりシートが違います。 近鉄 この車両は全く人気(ひとけ)なし。 それでも30分に一便出さないとならない宿命のようです。 終点『西日野』でのひと時。 駅の突き当りはすぐ道路になっている。 あまり人が乗らないのが理解できる。 乗って来た車両に再び乗る。 運良く『日永』で内部行きの車両とすれ違う。 色だけが違う、との印象。 詳しくはこれらのマニアのページを参照してね(^v^) 17時50分バス停着。 バスの発車時間確認後、真ん前のコンビニへ飛び込み、 またまたサントイッチなどを買い込む。 長い長い一日が終わろうとしている。 多少の誤算もあったが、今回もいついつまでも心に残る旅であった。 快感と満足に満ちた三重県そぞろ歩きでした。 初日は10000歩、二日目は15000歩。 孝子さんの事ならどこまでも、、、。 と思いで赤坂で歩いたあの時以来、足の痛みの事が絶えず不安材料として心に有る。 それでも孝子さんへの思いが味方してくれたのか、『少しだけ』で済んだ事に感謝するとともに、 改めて日頃の健康管理が大切だと感じた。 『雨女の孝子さん』と『普段の行いが悪いシアワセ ユキ』と、 『梅雨真っ只中、雨100%』、気象予報会社の予報も100%雨模様。 ヤッケまで買い込んでの強行遠征の心積もりだった。 『一期一会』という言の葉と、『少しの好奇心』に刺激されての2度目の三重県の旅。 『得るものが多かった』、とも思いがする2日目の旅でした。 今回もわがままな『旅行者』に対応して頂いた三重県内の数多くの人々のご厚意に感謝します。 PR