忍者ブログ

   

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

WOWOW情報-PR TIMES



     ソロ30周年を迎えた岡村孝子が、今年10月で一時閉館となった彼女のホームである渋谷公会堂でのメモリアルライブの模様を、WOWOWにて12月27日に独占放送!

岡村孝子コンサート 2015 “T's GARDEN ~渋谷公会堂 FINAL~”  12月27日(日)午後3:30[WOWOWライブ]

                                                                                                                                



 10月4日の閉館までカウントダウンに入った9月27日の東京・渋谷公会堂。この夜、ステージに立ったシンガー・ソングライターの岡村孝子にとっても思い出深い会場だ。1987年の夏に始まり、最近では、ほぼ毎年、年の瀬をこのステージで迎えてきて、今回で14回目。“渋公”へのありがとうの気持ちをこめて歌いたい、との挨拶から始まった「T’s GARDEN ~渋谷公会堂 FINAL~」。

 プログラムは、10月にソロ・デビュー30周年となる岡村の、それぞれの時代に生まれたさまざまな色の作品が並んだ。ソロ・デビュー以前、「あみん」で活動していた33年前に書かれた「あの日の風景」から、ソロ・デビュー2年目に生まれた「夢をあきらめないで」はもちろん、最新アルバムのタイトル曲「NO RAIN,NO RAINBOW」まで。若いころの青春の1ページの、きゅっと胸をしめつけるような痛みをもった曲も、歳を重ねて、同世代の大人たちにやさしく語りかけてくる歌も、その透きとおるようなせつなさは変わらない。まっすぐに伸びやかに歌い上げる歌唱が、そのせつなさをいっそう際立たせる。

 ソロ・デビュー当初、ステージの岡村は、華奢な体で、まるで世の中の不条理を一身に受けとめようとでもしているような、そんな張り詰めた空気をまとっていた。ともすれば壊れそうな繊細さで、なにかを届けようと懸命に闘っていた。そのひたむきな姿と、そこからあふれでる歌たちに、だれもが胸を打たれた。あれから30年が経ったいまも、ステージには、ひたむきでけっして器用には生きられない岡村がいる。作品のせつなさの理由はここにあるのだろう。



 


 「暁の空」では“出会うすべてのこと、全部胸に受けとめて行こう”と、「大切な人」では“いくつの悲しみは 今日への道しるべ”と歌う。人生の折々でいつも立ち止まって、悩み迷って、自分自身を生真面目なほどに見つめてきた岡村だからこそ、生まれる言葉がつまっている。そんな歌の数々が、人生のつまずきや痛みを知る世代の観客に寄り添って、エールを投げかける。

 客席総立ちで迎えたアンコール、昨日と変わらない日常を愛しいと歌う「ずっと」では、観客は腕を上げ大きく揺らす振りをつけて参加。ステージも客席もひとつになって、和やかな笑顔で温かな音楽をつくりあげた。フィナーレは、名曲「虹を追いかけて」。岡村のよく伸びる高音がきゅんとせつなく、最後の“渋公”に響きわたる。終演後、岡村と5人のバンドのメンバーは深々と腰を折り曲げて挨拶をした。観客へのお礼とともに、“渋公”への感謝とその別れを惜しむように。

<放送予定楽曲>
四つ葉のクローバー
勇気
Time and Again
Heaven Knows
あの日の風景
あなたへ・・・
ふるさとにて
NO RAIN,NO RAINBOW
暁の空
ポプラ
adieu
終わらない夏
夢をあきらめないで
ありがとう
大切な人
あなたにめぐりあう旅
ずっと
虹を追いかけて
*放送予定楽曲は、変更になる場合がございます







PR