岡村孝子 2013/11/15 CPチケットもないのに(^_-)-☆ その2 会報 NO.103を読んでいて、どうしても悔いの残る『言の葉たち』。『“ファンクラブの集い”みたいな内容になるかな。 かなり昔の曲も入れようかなって思っています。』 “ファンクラブの集い”なんて、記憶を辿っても孝子さんの場合はない。もしや1989年以前には、そういうものが有ったのかもしれない。いずれにしろ、興味津々である。といっても、その催しが盛大で、盛況なものであるほど、渋谷に行かれない者にとっては歯がゆい。あっさりCPを見送ろうと決心した今となっては、悔やまれる。 ところで孝子さんが考える“ファンクラブの集い”ってどんなものなんでしょうか。シアワセ ユキなりに空想してみました。 こんな事でも思ってないと、イライラがつのります。気が変になります。行くと決めた人や、関東周辺の人たちが正直羨ましい。 とは言いつつも、いつでも遠くから応援してますよ(^v^)孝子さん、気が向いたら関西の片田舎に遊びに来てくださいね(^v^) 2013年12月21日深夜の大阪梅田。私は新宿に向かう夜行バスに乗り込んだ。「とうとうここまで来てしまった。」何気なく出たその一言は、岡村孝子さんを応援し続け、思いのほか長くなった24年間を振り返りながら、出た言葉であった。 1989年秋、テレビ番組「知ってるつもり」のエンディングテーマ『愛がほしい』は、当時の私にはあまりにも衝撃的だった。その曲を初めて聞いた翌日、レコード店に向かった私は、一目惚れした女性を捜し求めるかのように、タイトルも歌手もわからないまま店員に尋ねた。『昨晩の番組の曲わかりますか? 歌手もタイトルもわからないのですが、、』ただただ一目惚れの彼女の曲を、少しでも早く手に取り聴きたくて、、、。そんな感傷に浸りつつも、いつしか眠りについていた。 翌朝ライブの行わる渋谷から東急電車に乗り換え横浜へ。孝子さんの初期の作品の風景に触れたかったのだ。今まで何度か東急電車で、都立大駅には下車したものの、横浜まで足を延ばすのは初めてだった。始めて訪れる横浜では、どんな風景に出会うのだろう。そして今回始めて行われる『ファンクラブの集い』みたいなライブ。そして彼女からどんな話が飛び出すのかなどを考えると、高ぶる気持ちを抑えることはできなくなった。今日孝子さんは素敵な笑顔でいてくれのだろうか、どんなライブを見せてくれるのだろうか。 今晩は、岡村孝子です。『T's GARDEN』ならぬ『岡村孝子の部屋』にようこそ。今回は岡崎の実家の私の部屋の模様をシルエットにし、ステージバックにしました。短い時間ですが最後まで楽しんで行って下さい。 いつものキーボードが、今日はステージに見当たらない。 『二部構成で、一部では私があみんでデビューしてからの内容で、今までお話ししてなかった事をお話しします。』『ファンとして知りたくない事、驚きいっぱいの話になるのかな?でも最後まで聴いてくださいね』『またのちほど、ファンの皆様から質問コーナーを設けます』『二部はリクエストコーナーです。でも抽選で一曲だけ。 今回だけはここ数年の曲や“夢あき”や“虹追い”“アデュー”などはダメよ』 当然私は『あの曲』を心に思い描いた。抽選とはいえ、いつもように採用はされないだろう。 孝子さんの一言一言で、会場内はどよめいた。拍手や『孝子さん~、ありがとう~』の歓喜のどよめきや、掛け声が場内を埋め尽くしていた。早速『微風』『雨の町』『ついてない』『片思いはHAPPY気分』『迷路』などと、一部ファンからは懐かしい曲名が、ステージ上の孝子さんに飛んでいた。『5分休憩してから始めます。』 この5分に意味がありました。孝子さんが会場の中ほどの、ファンと同じ客席に居たのでした。それも普段着で、メガネをかけた孝子さん。会報やコンサートパンフレットでは馴染みのメガネ姿の孝子さんが、客席にちょこんと座っていた。隣の人も会場に遅れて来た、孝子さん似のひとりとしか思わなかったでしょう。まただれも孝子さんに駆け寄る者はいなかった。今回はステージからスポットライトを受けた孝子さんが、浮かびあがっていた。これも『普通のファン』へのサービスなんだろうか。 『1982年7月あみんとしてデビューして、、、、、』孝子さんのとつとつとした、また一言一言噛みしめたMCが始まった。会場内から歓声もどよめきも消えた。張詰めた空間が一瞬にして始まった。全身全霊を傾け、孝子さんの一言一言を聴き入っていた。 その中には『ソロデビューまでの二年間』の事も語られた。最近忍び寄る体調不良で、作品発表のペースダウンの事。沢田聖子さんや平松愛理さんとのジョイントライブの事。そしておめでたい事が近々発表ある事など。 第二部ではそれぞれのリクエストにお答えしたいんですが、ファンの数だけ心揺さぶられる曲があると思います。私なりに思い悩んだ末、結論は出ませんでした。今回のファンの集いには、アンコール Ⅰの内容が一番喜んで頂けると、当時の曲をそのまま選曲しました。今回だけですよ(^v^)それでは聴いてください、アンコール Ⅰ。 会場暗転し、スポットライトを浴びた孝子さんは、一歩ずつ中央階段をステージ上へ。 ♪ アンコール Ⅰ ♪ ラストの曲は抽選の結果、『ひとりごと』を聴いてください。今日は本当にありがとうございました。またお逢いする日を楽しみにしています。 ♪ ひとりごと ♪ 再び暗転後、孝子さんが後部扉前でスポットライトを浴びていた。『孝子からのささやかなクリスマスプレゼントです。』何かと耳を澄ませると、『私、岡村孝子と握手して頂きます』 クリスマスプレゼントどころか、ファンになって最高のプレゼントである。それぞれの心の中に『孝子さん、本当にありがとう。貴女のファンで良かった』と。それぞれ高まる思いで、順番を待っていた。そしていよいよ私の番である。こういう時は前の人たちが嫌に長い。早くしろよという気持ちと、どんな顔をすればいいのだろうとの思いが交錯していた。『次の人』との係員の声に、孝子さんの目の前に、、、、。 『お客さん、終点ですよ。起きてください、新宿です。』そうです、感傷に浸りながら眠りに付き、長い長い夢を見ていたのでした。夢ってどうして、こうも良いところで目覚めるのでしょうか。さてチケットもないけど、どうしょう。渋谷から東急電車で横浜へ行こうか。それとも始めて都電に乗ってみようか。xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx 夢物語りのような思いを、記してみました。本当に夢物語なんでしょうか、、、、ね。叶う思いと、叶わぬ思い。でも叶わぬと思っても、思い続けてこうして表現すれば、いつかは孝子さんサイドに伝わるのでは。先ずは会場でCDなどを買った時くらい、せめて孝子さんから直接のサインが欲しいですね(*^^)v 生真面目な孝子さんだから、叶うなんて夢幻ですが、孝子さんのファンなら、少なからず似たような事を思い描いているでしょう。ここに認めてる事は、今回の渋谷のCPには無理でしょう。でも近い将来少しでも、ひとつでも叶う事を夢見て、ペンを置きます。 ※ お断り ここに記した内容はあくまでもひとりの空想で、孝子さんの発言も『理想を認めたもの』です。フィクションとしてお楽しみ頂ければ幸いです。 PR