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長岡の旅-その1


  長岡の旅から何日が過ぎたのでしょう。
あれこれ有り過ぎて、結局はいつものように定番記事です(^_-)-☆



 孝子さんのライブ開催地が発表なるたびに戸惑ったり、
正直チケットを申し込んでから後悔する事もあります。
それでもあと何回あと何年、孝子さんのライブに参加できるのか。
体力や金銭的などの都合もあるけれど、
孝子さんの諸事情にまつわる事の方がより気掛りである。
いつ引退?されても後悔のないよう、
手が届く範囲で一回でも多く『心の関ヶ原』を越えようと(^_-)-☆
 その日が迫るに従って、長岡が途方に遠い事に気付く。
新幹線だと関東より遠いし、金沢経由も最近不便極まりない。
あれこれ考えた末、過っての貧乏旅行48時間で長岡往復に決定。
若き時代さながらの旅を、孝子さんからプレゼントされたと。
先ずは大阪へ移動。夜行バスで、ライブ当日の朝に長岡駅前へ。
 今回の旅の目的、孝子さんと孝子ファンとの時間と空間の共有。
最近ご無沙汰の『秘湯』に、今回は立ち寄り湯をする。
翌日は青春18切符を利用し、帰途に着く。
その途中万葉線に乗る。これは2009年あみんライブの時に知る。
地元駅で、岡山方面の普通電車。昔は岡山より西を走ってた。
 20時45分の大阪駅のサンダーバード。
このタイプになってからは、あまり魅力を感じない。
早々に今晩お世話になるバス発着場へ急ぐ。
この時間になっても、都会はまだまだ人の波です。
行き交う人もなぜか急ぎ足です。
 バス発着場への道で、振り返った大阪駅。
数年来ないと、すっかり様変わりしている。
汚い国鉄操車場のイメージしかない。
近代的なビルと、それを映す池のあるお洒落に街並みで、
家族連れやカップルが、ゆっくりとした時間を楽しんでいました。
 梅田スカイビルの一階にあるWILLERバスのターミナル。
女性受けするバスはもちろん、このターミナルもうなづける。
全体に若年層と女性。また海外の人も見受けらる。
過って利用していたJRバスとは全く違う。
代金とバスの装備を考えれば、少々不便でも利用します(^_-)-☆
 22時発まで小一時間を持て余すかと思ってたけれど、
始めてのこの場所に興味津津。
従業員の動きもキビキビして、質問にも笑顔で応えでくれました。
それでも出発時間が迫ると、結構緊張しますね。
長岡までのバスの旅、ゆっくり眠れるのだろうか。
   10分前の案内でバス発着場へ移動。
数台のバスの中の『新潟行き』に今回は乗車します。
途中京都、直江津経由で長岡到着は明朝7時20分。
9時間20分、650KMのバスの旅です。
リラックスシートで140度倒れます。ただし寝返りが出来ません。
 今の時代、チケットなし。
バスの運転手に名前を名乗るだけ。
便利な反面、これで良いのかとの疑問もある。
年配と若い方2名体制での運行です。
ひとまず安心、命預けます(^_-)-☆ 居眠りしちゃ、ダメだよ。
 途中3度のトイレ休憩。
車内はカーテンで閉められ、また各自は専用の『目隠し』がある。
いくら良い席でも寝返りが出来ないって、何とも苦痛である。
結局数分の眠りの繰り返しだった。不思議と皆爆睡している。
こんな時、我が家の布団が天国に感じる。
 眠れぬ夜が明け、定刻7時20分、長岡大手口バス停。
小雨が降っていた。覚悟はしていたものの、いきなりの事態です。
幸い雪国独特のアーケードがあり、情緒と実用性に感謝。
先ずは駅か途中の喫茶店で、洗面と朝食です。
駅構内の店舗もこの時間にはまだ開いていない。どうしょう。
 バス停と駅の中ほどに城跡と市役所が有る事は知っていた。
でもこの奇抜な建物はどう見ても市役所?!
今はやりの民間との共同利用のようです。
一階のコンビニと市役所のトイレを利用。城跡は見当たらず。
これだけの建物が必要なのかと、最近どこの役所でも感じる。
 このだだっ広い広場をひとりじめにして、定番の朝食です。
某社のスポーツ飲料とサンドイッチ。
年とともに食が細くなっている。
昔は一食抜いたらめまいがしていたけれど、今は空腹感もない。
低燃費なのか(^_-)-☆
 長岡駅の新幹線口です。
シックな印象で、姫路駅より立派ですね。
駅前のロータリーは、どこもゴチャゴチャしてます。
でもこの駅前は客待ちのタクシーが少なく、これは自主規制?
 改札口近くのコンコースに貼られてたポスターに釘付けです。
今回は目の毒との事で見合わせた、酒蔵の案内ポスターです。
事前に調べてた以外の酒蔵も数多くあります。
いつかゆっくりとした時に訪れたいですね。
その時は新潟の肴で、存分呑みたいですね(^-^)
 駅前で予約していたレンタカーに乗車。
あれこれ車両設備や保険内容を確認していたら手間取った。
相変わらずの雨。
予定通りのコースを進めるべきか迷ったが、中止だと後悔する。
逆巻温泉と松之山温泉凌雲閣を訪れ、途中蕎麦で舌鼓を打つ。
 途中何度も大河信濃川を横切ったり併走したり。
小降りの雨の中、信濃川の悠久の創作品、河岸段丘が見える。
あの山の方向が松之山温泉である。
二つの温泉に浸かり癒され蕎麦を食べて、
欲張れば酒蔵巡りをして、ライブ会場に16時には着きたい。
 先ずは情報が取れなかった逆巻温泉を先に訪れる事にした。
この選択は賢明であった。途中の国道、県道とは名ばかり。
センターラインのないヘアーピンカーブ連続の山道。
最後は車の重みで落ちる不安のある橋や、
雨上がりのぬかるみ泥道で横滑りして谷底へ転落しないかと。
そんな私道を進むと、そこに一軒宿が有りました。
 小柄で気さくな女将さんが対応してくれた。
早速立ち寄り湯を申し出た、本日貸し切り状態です。
案内された洞窟風呂は、岩盤から湯が浸み出ていた。
無色透明の湯は、肌に快かった。
孝子さんの愛に包まれているかの優しい肌さわりだった(^_-)-☆
心身とも温まり、時の過ぎゆくのも忘れるほどだった。
 脱衣所のポスターには秋の見事な紅葉風景。
もう一度ゆっくりとここを訪れたい想いで一杯になった。
孝子さんがきっかけを作ってくれた秋山郷の一軒宿。
何もない、でも今の生活に無いものがここにある。
北海道の某所を想い出した。
 目に良いと、あとで気がつく。
身体中の悪霊が流れてしまったような、清々しい気分だった。
少しだけ『おとこまえ』になって、今晩再会できる(^_-)-☆
いやいやもう一軒必要かな???
ほとんど寝ていないのに、不思議と眠気が全くなかった。
 本当は湯船の写真撮りたかったけど、湯気がすごくて諦めた。
もうひとつの湯船からは、秋山郷の風景が楽しめるとの事。
今回清掃中との事で、次回はこの風景のために来よう、と。
ほんの数時間前には、数々の温泉のひとつだと思ってた。
でも去るようになると、ますます再び訪問の思いが深まった。
 宿から一旦谷底の橋まで降り、再び国道まで登り詰めた。
よくぞあの場所に建てたものだ、またよく営業してるものだ。
冬は宿から国道まで除雪してるとの事。
雪国の人たちの忍耐や根性に頭が下がる。
また来るまで、女将さんお元気で(^_-)-☆
写真の掲載許可してくれてありがとうございます。
 この山々が秋には、燃え上がるように紅葉するのでしょう。
いつか来たい所が、またひとつ増えました。
『心に紅葉を描いて』後ろ髪を引かれる思いで、そこを後にした。
次の訪問地は松之山温泉です。小一時間のドライブです。
昼食時間が迫ってますが山、山の連続です。
 松之山温泉街のはずれと聴いていたので、少し期待していた。
それが何? との疑問に、はっきりと言えない。
感性である、としか言えない。
期待が大きすぎると、落胆が大きいのかも知れない。
同じように立ち寄り湯を申し込んだが、その対応は違いすぎた。
 建物も立派だし、歴史もあるようだ。
しかし今時の『古さを売りにした』感じがした。
土曜日との事で玄関には『予約客歓迎』も普通にあった。
この宿自慢の湯船や泉質も印象に残らず、
漂うコーヒーの香りが空きっ腹に堪えた。時刻は13時30分。
 駐車場の片隅の可憐な花。
名も知らないけれど、今の心には安らぎとして沁み入った。
もしもここだけにして、坂巻温泉に行ってなかったら、
長岡の旅の印象は、また違っものになってたでしょう。
人生ふとした選択で違ってくるものですね。でもこれも人生。
 調べてた蕎麦屋さんへ辿り着くが長蛇の列、一時間待ち。
別のところへ電話したら、今から蕎麦を打つからとの事。
コシヒカリの産地で、蕎麦名産とは最近まで知りませんでした。
14時30分も過ぎ困り果ててると、おしゃれな建物に出会う。
御飯屋さんです。
 出されたメニーは冊子風。
最初はおちょくられてるのかと、思った。
いやいや都会風なんでしょうか。
手作りのメニューです。
厨房では若い夫婦で切り盛りしておられました。
 昼時も過ぎてるのに、家族づれで満杯です。
蕎麦を食べたいとの問いに、蕎麦はあるとの事。
メニュー見たり、となりの美味しそうな御飯見てたら、
御飯が無性に食べたくなった。
定食を頼んだ。久々の大食、完食です。
 家を出て24時間後、辿り着いた長岡中之島文化会館。
ライブが近づくと雨も上がり雲間から陽が射していました。
会館前には満面の笑顔の同志が出迎えてくれました。
孝子さんを慕う同志に、ここ長岡でも巡り会えて幸せです。
またライブ後のオフ会も楽しみです。
 お馴染みの孝子さんのポスターです。
これが定番最初のお出迎えです。
もう少ししたら本物に逢えますね(^_-)-☆
フッと疲れが出てきた。
ライブ中に居眠りしてしまいそう(-。-)y-゜゜゜
 開館風景。
過っては先頭近くに並び、グッツを買っていた。
それがいつの頃か通販に頼り、ここ何年も買っていない。
孝子さんはいつも心の中に居るし、
ライブで動く2時間がホントの孝子さんだと信じている。
溜息吐いたりトチったり、微笑んだり涙ぐんだり、、、。
 休憩を挟んでの二時間。
眠気を必死に堪え、孝子さんをジッと見つめてるわが身が居た。
そしてメール紹介では、『海に輝く星』さんが採用されました。
『孝子さんと出逢い、無二の親友が増え今回も一緒』と、
『出不精だけれど孝子さんに見知らぬ土地へ連れてもらってる』
鳥肌が立ち、わが身の事のように嬉しかった。

     ライブ後の出待ちも規制がきついので、早々にその場を後にした。

  長岡の夜は静かに更けて行った、と或る場所を除いて(-。-)y-゜゜゜

  



    失望のあとの『肩押し』で、息切れるほどの久々の全力走。

  その場の輝きと、ソフトクリーム。

  純白と動悸の、せめぎ合い。

  わだかまりの清算と、2度目の失恋?

  


   旅の大きな想い出は、まさかアレに区切りをつけるとは思いもしませんでした。

  でも晴れ晴れし過ぎるって、こういう事かと、『肩押し』に感謝しています。



     さて、後半の記事はいつのことやら。

  そろそろ広島の情報も集めないとね。

  またCPをどうするかもまだ決めてはいない、たぶん行くでしょうね(^_-)-☆

  今年の秋はいつもの秋より、充実してます。

 
       孝子さん、ありがとう❤




















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