岡村孝子 2013/09/19 真鍋島~あなたにめぐりあう旅 昭和49年(1974年)7月と9月の2度訪れている。僕にとっての真鍋島は、他の島と少し違う。笠岡と聴いて、真鍋島、三虎ユースホステルと結び付く。青春の一時期に2度訪問している。青春の夢と希望に破れ、辿り着いた別天地だった。時間が止まっていた。瀬戸内の島々や行き交う船の航跡に、時を忘れて魅入っていた。何も無い、でも普段の生活で失われていたものが、そこには満ち溢れていた。 人それぞれ心の洗濯をするために。或る者は失恋の痛手を癒しに、、、、。或る者は人生の道標を見つけに、、、。また或る者は人との触れ合いを望んで、、、。 全国からこの真鍋島の自然や、三虎ユースの魅力に捉われ、数日間心の洗濯をして、現実の社会に戻って行く。また疲れたら、戻ってくるよ、、、と言い残して、、、。 今回真鍋島に行こうと思って調べたら、なんと39年も前の出来事である。ユースホステル(青少年のための簡易宿泊所)を利用しての旅が、盛んであった。その会員証を引っ張り出してきた。もう無いだろう、と思いきやありました。厚さ1cmあまりで、増刷部分のテープが劣化して、ボロボロ。こんな宿にも泊まったのか、、、というものもありました。懐かしい宿や、忘却の彼方の事もふと思い出したり、、、。書き掛けの手紙も出てきました。 もう何十年も前の想い出の土地に、孝子さんにまた連れて行ってもらう事になりました。自宅から行こうと思えば、行けない距離でも無い。しかしその動機付けを、孝子さんに付けて頂きました。ありがとう、孝子さん。 今回は数時間の滞在。真鍋島でどんな出会いや、懐かしいモノとの再会が待っているのでしょうか。またどんな想い出創りの旅になるのでしょうか。 その日も9日前となりました。 あなたにめぐりあう旅 作詞 作曲 岡村孝子今度どの町へ 行こうかな?まだ見ぬ素敵な世界 広がってる懐かしい木々の匂いや息づく町の気配を感じていたい幼い時遊んだ 清水が注ぐ川に浸した腕の冷たさや遠い記憶をここへ 呼び覚ましてしまうほど心を揺さぶるもっと出会いたい 私を動かす力きっといつの日か あなたとめぐりあうために瞳を閉じれば いつでも心に刻まれている 一期一会誰かの記憶に留めてもらえるような素敵な人になりたい見知らぬ町でいつか 少女がくれた笑顔絡みついた心の糸知らず知らずほどいて 小さな勇気をくれた前を向かなくちゃそっと差しのべてもらった 優しい気持ちいつかさりげなく注げる私になりたいいくつの巡り合いや 小さな言葉たちが私をここに連れて来た知らない景色がある いつかは出会うあなたがそこに待っているもっと出会いたい 私を動かす力きっといつの日か あなたとめぐりあうためにもっと出会いたい 私を動かす力きっといつの日か あなたとめぐりあうために PR