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毎日jp  大阪版



フェイス:デビュー30周年を迎えた、岡村孝子さん /大阪
毎日新聞 2013年05月22日 地方版

 ◇大阪のファンとの再会楽しみ

 大学在学中に同級生の加藤晴子さんと結成したボーカル・デュオ「あみん」。アマチュアの登竜門だった「ポピュラーソングコンテスト」でグランプリを獲得し、デビューした。二人の清らかなハーモニーは多くの人に支持され、デビュー曲の「待つわ」はミリオンセラーに。年間シングルチャート1位に輝いたものの、学業もあり、約1年半で活動を休止した。

 85年にソロで再スタート。87年に発表した「夢をあきらめないで」は、聴く人を勇気づける曲として共感を呼び、音楽の教科書に載るまでの広がりを見せた。「とてもうれしいんですけど、ピンとこなくって。自分の中では失恋ソングなので、応援ソングと言われて」。当時、不思議な感じだったそうだ。デビュー30周年を迎えるまでには、楽曲作りにもターニングポイントがあった。

 数年前、闘病中の父から病室で「ありがとう」と告げられた。「ここで『私こそありがとう』って言ったら、父の頑張っている気持ちがそがれるようで『一人っきりじゃないよ』」としか言えなかった。「残念ながら父は他界して、結局感謝の気持ちを伝えられなかったんです。なので『(大切な気持ちは)言える時に言って』と、ファンの皆さんにも話します。そんな経験をして、曲も変わってきたかなと思います」

 この3月、約1年半ぶりにアルバム「NO RAIN, NO RAINBOW」をリリース。

 「自分も節目で悩んだし、『今の自分は間違ってないよ。よく頑張ったね』と音楽を通して寄り添えたら」。そんな気持ちが表現された一枚に仕上がっている。

 「大阪のライブって、歌はじっくり聴いてくれるんです。でも、合間のトークになると客席からちゃちゃが入って。だから、しゃべっていると、『今度はどんなちゃちゃが入るのかな?』って思います」。今からファンとの再会を心待ちにしている。【野村多佳子】

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 ◇きょうの一言

 「20代の頃は、楽曲を『等身大の』と、よく言われていたんですけど、自分としては『エンターテイナーのつもりなんだけどな』って、思っていたんですよ」

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 ◇岡村孝子コンサートツアー2013 “T’s GARDEN SPECIAL 〜NO RAIN, NO RAINBOW〜”




 8月2日午後6時半、大阪市西区の大阪オリックス劇場。6500円。公演事務局(06・6966・8000)。

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 ■人物略歴

 ◇おかむら・たかこ

 62年1月29日、愛知県岡崎市生まれ。82年、「あみん」として、シングル「待つわ」でデビュー。85年、アルバム「夢の樹」でソロデビュー。07年に「あみん」を再開した。


   http://mainichi.jp/area/osaka/news/20130522ddlk27070381000c.html

   オフィシャルのいつものごとくの当日掲載。
慌ててコンビニへ直行。
買った新聞のどこにも出ていない。
どうやら大阪版とはいえ、『大阪地域版』のようです。


  記事の内容で

『闘病中の父から病室で「ありがとう」と告げられた。「ここで『私こそありがとう』って言ったら、父の頑張っている気持ちがそがれるようで『一人っきりじゃないよ』」としか言えなかった。』ってとても孝子さんらしいエピソードです。
常人だったら、やはり『私こそありがとう』というのが精いっぱい。
『一人っきりじゃないよ』なんて言える孝子さんに、
作品を通じて心の支えというか礎を求めているのだろうか。





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