忍者ブログ

   

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

孝子さんに誘われて近江鉄道の旅


  孝子さんの『あなたにめぐりあう旅』に誘われて、
ライブ開催地 米原 伊吹薬草の里文化センターへの途中、寄り道をしました。
せっかく近畿の西の端から、東の端まで行くのだから、と。
あれこれ考えた末に、名前だけ知ってた『近江鉄道』に寄り道する事にしました。

 行ってみて印象は違い過ぎました。
西武グループだから、もう少し良いのかな(^_-)-☆なんて思っていました。
そして珍しいモノにも遭遇しました。

 6月28日の事なんで忘れないうちに、少しずつ記していきます(^_-)-☆




 一枚のチケットが、色んなモノへ招待してくれました。
今回は『近江鉄道』です。
琵琶湖東岸をJR近江八幡と彦根、米原と接続し、
JRとほぼ並行して走ってるローカル線です。
 今回最初のお伴は、このチケットです。
このチケットはJR西日本を3600円で、
乗り降り自由の一日限定フリー切符です。
京都往復で十分ペイでき、今回の旅にはもってこいです。
まりもさんの情報です。
さすがに本物の『鉄ちゃん』ですね。
 いつもの駅のいつもの快速電車で、
新快速始発の姫路へ移動。
最初の乗り換え駅、近江八幡まで、
2時間のんびり電車の旅です。
始発からゆっくり座って、車窓の風景を楽しみます。
途中の明石から京都まで満席で、行楽客で車内はザワザワ。
 京都を過ぎてからは、全くのローカル電車。
車内はガラガラ、京都止めになっても文句は言えないほど。
近江八幡へ近づくに従い、胸は膨らむ。
どんな出会いと、どんな電車に出逢えるのでしょう。
近江八幡は始めてです。
京阪電車沿いにある『八幡-ヤハタ』と間違える。
 ここでの乗り換え時間は10分。
JRとは全く違い、
昭和の雰囲気、情緒だっぷり雰囲気のある近江鉄道の改札。
ここで『一日フリーきっぷ』を買う。
硬券で山型のパンチ入りです。
 改札を抜けると最初に飛び込んできた風景です。
ここが終着駅だとの証明する車止めですね。
東急の渋谷駅も過っては有りました。
終着駅の寂しさを感じます。
 入線しているこの車両に、すぐに乗り込みました。
地元の方たちの足のようです。
時折一眼レフを肩に掛けた鉄ちゃんと思しき人たちが、
乗りこんだり下車したり、、、、。
車内は結構揺れます。左右、上下、ナナメ、左右、、、、。
 座っているのは地元の人達。
数分したら隣駅。
10数分で今回の目的地『新八日市』です。
 新八日市駅です、だれも降りません。
ここがなぜ有名なのか、どうしてここに居るのか。
米原のライブに行くと決め、近江鉄道のHPを見た時、
無性にこの地に立ってみたくなったのです。
昔懐かしい雰囲気に溶け込みたい。
そして今、風が快く通り過ぎます。
 よくこのまま保存してると感心しました。
現役で活躍してます。
同志がひとり居ましたが、お互いのアングルを邪魔せずに、
静かに時の過ぎるのを楽しみました。
電車が行ってしまうと、静寂のみです。
後続の電車は30分後です。隣の『八日市』まで歩きます。
 過ってはここに駅員さんが立ち、
切符のチェックや観光案内もしていたのでしょうか。
古びた雰囲気を無理やり創ってる観光地もありますが、
新八日市駅はこの建屋が出来た当時そのままのようです。
柱の傷や越年の風雪に傷んだ箇所もそのままです。
ここだけが、昔の趣のまま、時が止まってる。
 切符の販売窓口だった箇所も封がされていました。
ただひとつ残念なのは、自動販売機の存在です。
だれも降りる人も居ないのに、必要なの?
八日市鉄道の頃は栄えていたようです。
 そしてこの案内看板。
まあ始めての土地には必要なもの。
でももう少し、まわりの雰囲気に馴染ませてほしいですね。
そして外へ。
 木造二階建ての『新八日市』の駅舎全景です。
雰囲気ありますね(^_-)-☆
今回この写真撮りたくて、ここに降りました(^_-)-☆
駅前広場といっても何にもありません。
 駅を出て数分したところにある『表具店』の建物。
現役で商売してるようです。
前の通りは、昔の街道なんでしょうか。
町並みにもどこか懐かしい、雰囲気のある通りです。
 表具店のすぐ隣は、近江鉄道の踏切です。
ここから徒歩の目的地の、八日市駅と電車が見えます。
歩いてもあと10分くらいの距離です。
しばらく電車の通り過ぎるのを待ちます(^_-)-☆
 ほどなく八日市駅から出てきました。
先ほどの新八日市駅経由で近江八幡駅行きの電車です。
線路はここで分岐していて、貴生川方面へも行けます。
 途中細い路地のようなところを迷い込み、
偶然辿り着いた川沿いの小道。
涼しげな風が、少し汗ばんだ身体には快かったです。
あとでわかったのですが、左の建物は清水神社です。
 車一台がギリギリ通れる住宅街を抜けると、
突如目に飛び込んできた風景。
だだっ広い広場の先に八日市駅と停車中の電車です。
なんだか今までとは全く違う雰囲気が次の写真です。
 合併前の『八日市市』の中心駅なんですね。
今は付近の町などが合併し東近江市です。
駅前通りも立派でしたが、車も人も疎らです。
なんだかここだけが浮いてるように感じました。
どこの町も駅前にお金かけてますね。
 有人改札を抜け、早速2台の電車を見つけました。
中央の待避線にあるので、
朝夕の通勤通学用かと思ったのですが。
 こちらの先頭車両は『ガン検診』の文字。
手前の電車にも何か書いてあったような、、、。
電車のにらめっこです。
 30分ほど待ってると、目的の彦根行きの電車が来ました。
カメラを持った人が、数名出てこられました(^v^)
さすがダイヤを調べられてるのですね。
 今まさに居た八日市駅の反対ホームに、
貴生川行きの電車が入ってました。
これで現役で走ってる車両全てに出会ったようです。
 近江八幡駅から乗って、ずっと気がかりだった事。
ホントによく揺れる。みんな座ってるのも頷ける。
たまたまこの電車だけなのか。
いや路線が悪いだけなのかと。
彦根まで乗っての結論は、線路の保守が悪いようです。
電車の老朽化だけでは、これだけ揺れないでしょう(^_-)-☆
 800円あまりで楽しめました。
連結部分などは両方の手すりが必要ですね。
間もなく右側に高架の路線が並走してきました。
『本線』だけでも高架にして、
乗り心地を良くするのかな、。
でも違いました、新幹線の高架でした(^_-)-☆
 まもなくこの電車の終着駅、彦根。
彦根駅は、近江鉄道の中心的な駅なのか、
構内には色んな電車が見えてきました。
心、ワクワクです(^-^)
 ホームに降りてまず目についたのは、この黒っぽい電車。
警察車両? 何もしてなくても、ドキッとします。
何か特別な時の記念車両なんでしょうか(^_-)-☆
それとも彦根警察ご用達で、
警備の時に使用するのでしょうか。
※ 交通安全運動に使用だと後日わかりました。
 彦根駅のホームからは、過去に活躍した電気機関車たち。
JRとは違いユニークな顔立ちですね。
 弧線橋からも良く見えますね。
 ここの鉄道ミュージアムは、月に一度の開館。
館内には入れないし、構内にも入れませんでした。
でも、月に一日だけなんて、意味あるの?
構内にはイベント用の電車が数多くありました。
 再び弧線橋からの風景。
この山の向こうが本日の本来の目的地、米原です。
予定より一本早い電車で移動です。
といっても、30分に一本というローカル線ですね。
近江長岡駅まで、6km、6分です。
 人生○○年、まさかの駅で降りている。
孝子さんと出逢ってなかったら、ここに立ってないし、
伊吹山の麓まで行く事なんてない。
スキーの趣味でもあれば可能性も有ったが
それでもここに居る可能性は少ない。

 今日ここに立った全ての人は、孝子さんに逢いに行く。
そう言い切って良いと、思う。
この時ここで降り立った人も数名。
オレンジのラインの電車の中より、外気の方が涼しかった。
ここはそれだけ標高が高いのだろうか。

 誰もいなくなったホームにひとり。
中腹より上が雲に懸かっているのが、今日の目的地伊吹山。
駅前で14時待ち合わせのSさんは、もう来ているのだろうか。
改札でJR東海分の差額を支払い外に出ると、
何度か目にしているSさんの愛車(^_-)-☆が既に止ってました。
カッコイイ(*^^)v
 窓から見せる笑顔は元気そう。
会場まで快適なドライブです。
もちろん孝子さんのメロディ付きです(^_-)-☆
昼食も食べずに待っていてくれたようです。
道中少し離れた、道の駅の蕎麦屋さんで蕎麦を頂く。
美味しすぎて、写真も撮り忘れました(^_-)-☆
 信州の高原を走ってるかのような、快い風が頬を横切る。
開場まで2時間もあるのに、
もう大勢の方がそれぞれの時間を過ごしていました。。
中世のヨーロッパ風の建物の元、
孝子さんの作品を聴くのは最高の贅沢です。
本当に孝子さんを愛している者が参加してるのでしょうね。
 入口付近には見慣れたポスターが張ってありました。
どんな素敵な出逢いがあるのでしょうか。
どこでもお馴染みの方々や、お久しぶりの方、
そして向こうから名乗られ、ビックリのお方。
2時間楽しみましょうね(^_-)-☆
 併設の薬草の湯で、ひとっ風呂浴びて男前に(^_-)-☆
汗臭かったら、孝子さんに嫌われますよね。
本日は男性は小浴場。でも露天で楽しみました。
流れる雲に耳を澄ませば、遠く鳥のさえずりが聞こえます。
風呂上がりのビールも良いけれど、
快い孝子さんの曲で、ウトウトしてしまいます(^_-)-☆
 風呂から出ると、開館待ちの行列が出来ていました。
席も決まってるし、グッツも最近は買わない主義です。
急ぐ事もなく、列の最後尾で待ってる事に。
 列がなくなり、ゆっくり孝子さんのポスター撮り。
この笑顔が自分だけに向いてるような、、、。
まあファンの多くは、同じ思いなんでしょうね(^-^)
 そして2時間の至福の時。
全てを忘れ、日常の嫌な事をリセットできる。
手を振ってもらったりするとホッとし、
この笑顔で指差しに合うと、頭は真白、ホホは真赤。
元気と癒し、心の余裕、思いやりなど、
日頃自分自身が忘れているものを、再確認する。
ありがとう、孝子さん♡
 19時過ぎ終了。
西の空に宵の明星、金星である。
夏の日没は遅く19時頃で、
陽が西の地平線に沈んでも、しばらくは明るい。
なのに風がすごく冷たい、肌寒いくらいである。
孝子さんの出待ちまで、一時間。
風は冷たかったが、心は温かかった(^-^)
 どういう形で孝子さんと『再会』できるのかも、
出待ちの楽しみです。
楽屋口から、即タクシーに乗ってしまったり、
係員の過剰なガードに有って、顔さえ拝めなかった事も。
でもそんな時でも窓を開け、
手を振る孝子さんに感謝感激です。
だって最後良ければ、全て良しです。
 楽屋口のトラック。
どんな時も孝子さんやバンドの皆さんが出て来られても、
孝子さんのファンは遠巻きにして、ジッと待ってます。
雪が降ろうが、今回のように肌寒くても、
最後のお礼を言いたくて、、、、。
孝子さんの『ありがとう♡』に、
こちらも『ありがとう♡♡♡』と。
 そして最後の時がやってきました。
ほんの数秒のために、一時間待ってます。
ほんの二時間の至福のために、ここにやって来ました。
孝子さんに逢うため、明日からの生きる糧を得るために。
8月も『あなたにめぐりあう旅』を旅のお伴にして、
新潟県の長岡まで、孝子さんに逢いに行きますね♡  
 Sさんには会場まで送って頂いた上、土産まで頂きました。
普段は甘いものを食べないのですが、美味しく頂きました。
孝子さんのファンって、孝子さんに合わして甘いモノ好き?
孝子さんのように、少しふっくらなりましたよ(^_-)-☆
ありがとうございました。
またお逢いする事を楽しみにしています。
 お久しぶりのTさん。
会場内で出会い、頂き物です。
Amingのロゴマークの袋と、その中身にビックリ。
『琥珀色のグラス』とは、さすが濃いファンですね。
ありがとうございました。
  

  今回の旅でお会いした多くの人たちに感謝申し上げます。
ありがとうございました。

  ファンの数だけ孝子さんへの想い入れがある。
ファンの数だけ、応援の方法がある。
決して無理のない、それでいて迷ったら決行主義で後悔もしない。
自分の歩幅、自分の身の丈に応じた回数や遠征場所は今後とも変わりないだろう。
全ての会場に駈けつけられないし、かといって年一回なんて、気が変になる。
孝子さんとの『めぐりあい』を求めて、今後も旅していきたい。
あと何回、あと何年孝子さんの事を追って、旅して行けるのでしょうか。









PR